- 防災情報システム開発の経緯
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株式会社つくばマルチメディアでは、2000年から2004年3月までの5年間、通信放送機構・つくば高度情報通信
研究支援情報センターにおいて施設研究利用を承認され、「高度情報化社会における地域情報発信のあり方」を
テーマに研究開発を行ってきました。高速通信時代における地域情報発信における重要なシステムテーマとして
「映像情報発信しステム」、「GIS」(位置情報システム)、「モバイルシステム」の3つテーマを設定し、ブロー
ドバンドやユビキタスを実現する様々な地域の情報発信テーマを解決する技術開発に取り組んでおります。その
一つが地域インターネット防災システムです。1999年の茨城県東海村における原子力事故を機会に2000年に地図
範囲指定メール配信システムの特許出願と開発に取り組んだのが防災システム開発のきっかけでした。当社が開
発した様々な技術を組み合わせることにより平成15年度(財)ニューメディア開発協会の先進的情報技術活用モデ
ルシステム開発事業の採択を受け、「つくば市地域インターネット防災システム」の開発業務委託を受けました。
本開発事業により開発した防災システムにさらなる改良を加え統合したシステムが【e-Bosai】です。
- 防災情報システムの目標
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地域インターネット防災システムは、国の防災業務基本計画や区市町村等の作成する防災基本計画や関西淡路大
震災の報告等をもとにインターネットを活用し効率的に地域内の防災システムを構築するかを検討し開発してい
ます。本システムは、あくまで各区市町村が既に構築している防災システムを補完するシステムです。しかしな
がら、インターネットの有効性は既存システムと比較して関西淡路大震災でも実証されたようにその情報流通は
ボーダレスであり、時間や空間的な制約がありません。また、その情報は、双方向性・省資源・低価格等様々な
メリットがあります。また、近年の技術進歩によりブロードバンドコンテンツの流通と「いつでも」・「どこで
も」・「どこからでも」・「誰でも」のユビキタスが実現されつつあります。
本システムでは、地震予知等の予知防災は上位行政機関役割として対象にしておりません。本システムの目標は、
地域内において住民が安心・安全な生活を実現するために、下記の目標をインターネットを活用して実現するための地域防災システムです。
- 住民への効果的な防災広報
- 住民への災害情報提供・効果的な通知
- 災害時の情報収集
- 災害時の通信の確保による連絡体制の整備
- 被災者等への情報提供・安否情報対策
- 主なシステム構成(※詳細は、上段のパンフレットをご覧ください。)
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- 防災Webシステム(ホームページ)
- 【Mapoint】(情報登録型地図検索システム)
- 【MapointColor】(災害エリア情報地図表示システム
- 災害通知メールシステム(市民及び防災組織)
- タッチパネル災害通知メールシステム
- GIS 対応タッチパネル式&【MapointMail】
- 防災本部・地区内個別関係組織統合メールシステム
- 【G-Live Action】(GIS連動型監視カメラシステム)
- 【V-mode】(GIS連動映像配信システム)
お問い合わせ:
株式会社つくばマルチメディア
茨城県つくば市花室962-3 2F(筑波研究学園都市)
TEL:029-850-6363 FAX:029-857-3823
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